北海道へ一人でロングツーリング!

北海道へ一人でロングツーリングに行きました。単独での行動だったのですが、当時は都内に住んでいたので自走で茨木県にある大洗港まで行き、そこから商船三井フェリーで苫小牧港まで船で移動しました。ロングツーリングに行ったのは夏のお盆休みを使って行ったのですが、北海道はお盆を過ぎると少し寒くなってくるので天気があまりよくない日の朝などは結構冷え込みました。知床を観光したのですが、本当に素晴らしい自然に感動しました。

観光場所は主に最初は北海道の最北端を目指すついでに旭川に観光目的で寄りました。その後、最北端の宗谷岬に寄った後に知床へ観光しました。食事内容はその観光スポットで有名な食事を取りましたが、旭川ではラーメンを食べ、宗谷岬では岬で販売していた海鮮丼を食べました。

知床では民宿に宿泊したのですが、アイヌの祖先をもつ女将さんが経営する民宿でアイヌの楽器を聞きながら海鮮類などを美味しくいただきました。感想としてはアイヌ民族の歴史や現在までの経緯について知ることができ、民宿内ではアイヌの人達が使っていた楽器や武器などの展示がされていて非常に興味深かったですし、面白かったです。知床観光に行く際にはまた宿泊したい民宿です。

旅行で本当に面白かったことは同い年くらいのライダーの方と途中のキャンプ場で一緒になったのですが、仲良くなり途中まで一緒にツーリングしたことです。お互いに一人旅だったということもありますが、雄大な北海道ということもあり気持ちが大きくなっていたのだと思います。一緒に途中までツーリングしたのは本当に楽しかったですし今でも良い思い出です。

また、途中で走り疲れて畑で休憩していると都内から北海道へ移住してきたというおじいさんが畑で取れたトマトをくれました。トマトは実はあまり好きではなかったのですが、北海道で取れたトマトは本当に甘くて驚きました。スーパーでいつも買っていたトマトのイメージだったので、それ以降トマトを積極的に食べるようになったほどおいしかったです。もぎたての美味しさに感動し、思い出と共にトマトが食べられるようになったこともうれしかったです。

知床峠でバイクが故障して困っていた人を夜の１２時くらいに遭遇したときには本当に驚きましたが、声をかけると年も近く、一緒にスマホで対策などを調べてあげました。どうにか走れるまで直ったので良かったです。その方の紹介で民宿を紹介してもらい、より一層北海道を楽しむことができました。

大変恐ろしい目にあったのがオンロード用のバイクだったのですが、道を間違えてしまったのか砂利道に入ってしまいました。一応地図では小さな道があったのでそのまま進めば国道に出るとわかったので気にしないで進んでいくと林道に入っていきました。道幅が非常に狭かったこともありバイクでも容易にUターンすることができませんでした。

仕方ないのでそのまま進んでいくとどんどん深い林の中に入っていってしまい人気が全くなく、車の通りも全くない道になりました。道を置くに進んでいくと林の影響から日光を遮って暗くなっていったのですが、引き返すこともできないのでそのまま進んでいくと道の看板にクマ出没注意の看板が見えました。

アスファルトの塗装された道であればアクセル全開にすればクマが出たとしても逃げ切れると思うのですが、砂利道はタイヤが砂利に取られてしまいスピードが出ません。こんなところを襲われたらと本当にビクビクしながら進むはめになりました。結局クマに遭遇することはなかったのですが、ヒヤヒヤしながら運転したのですっかり疲れてしまいまいました。黒い影が見えるたびにドキッとして、精神的に良くなかったです。

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