免許取りたての息子と北海道周遊
2019年の8月上旬の台風真っ盛りの時期にハラハラしながら子どもと北海道に行ってきました。目的は、子どもが成人になるのでもう二人で旅行には行けなくなるだろうと思い、突然の思い付きによる突貫旅行でした。行くと決めたからには徹夜でホテルを探して仮予約し、4日で回れる旅程を考えました。移動手段はレンタカーでした。出来るだけ自由に北海道各地域を回ってきたいと思いましたのでレンタカーにしました。免許取り立ての子供にとって、練習にもなりますし。
一日目は、小松空港から千歳空港に飛行機で向かいました。千歳空港でレンタカーを借りて、まずは富良野に移動しました。夕方にホテルに到着し一泊。そこでの夕食は大きな緑の焼き唐辛子が付いてきて辛くて泣きました。二日目は、「青い池」、「ファーム富田」、「四季彩の丘」、「かみふらの八景ジェットコースターの路」、「マイルドセブンの丘」、等を観光し旭川市のホテルに宿泊しました。どこも一度は見たかった場所だったので大変興奮しました。行けて良かったです。
三日目は、大雪山旭岳ロープ―ウエーに乗り、旭岳を散策してきました。鏡池や姿見の池等一周散策してきました。景色がとても綺麗すぎて一か所に立ち止まっていたら子どもとはぐれてしまいました。時間が有れば登山したかったのですが、天候があまり良くなかったので諦めました。そして札幌まで高速で帰りました。四日目は、札幌で少し観光し、千歳空港に戻り小松空港に帰宅しました。
一日目に千歳空港から富良野までドライブしていた時の事です。子どもは免許取りたてであまり運転がうまくないのでほとんど私が運転していったのですが流石に疲れてきました。その時の事です。途中の一般道でずっと一直線が続いてきた時、「ここなら運転できそうだ」と子どもが言ったので「チャンス!」と思い、道路わきに止めて運転手交換してもらいました。
そこは山道で運転しやすかったのですが、途中から街中になってきて、そろそろ運転交代した方がいいかな?と思った時に、対抗車線沿いの空き地にパトカーが止まっていて、突然お巡りさんの姿が見え驚きました。もし、私が運転していたら慣れているのでスピードオーバーしていたかもしれませんが、その時は運転手が子どもだったので、「絶対に制限速度を守って走ってよ!」と言い聞かせてあったので、道幅が2車線位ある広い道路だったにもかかわらずそれほどスピードは出ていなくて、無事に検問を通り抜けることが出来ました。二人ともホッとしました。なんて、タイミングよく子どもと運転を換わったのだろう、とお互いを褒め称えました。
旅の最中怖かったことは、道中、パトカーに何回か遭遇したことでしょうか。昔北海道に住んでいた上司に、取り締まりのポイントを教えて頂いていたので大変気を付けてはいたのですが、予想しない場所で出現してきたのでその都度驚いて少し怖かったです。困った事は、旭岳を散策していた時、中国人?の人達がワイワイガヤガヤ物凄く騒いでいて、写真スポットで写真を撮りたかったのに、どいてくれなくて写真が撮れなかったことです。
感動したのは、ホテルの部屋の事です。お風呂とベッドがある部屋の間の壁の上部に細長いガラス窓が付いており、なんとベッドの部屋からお風呂の中が見えてしまう、という事でしょうか。このような造りでは、一人がお風呂に入っているときにもう一人が入浴を覗けてしまうではないか、なんて造りなんでしょう、と感動?しましたが、実は入浴が始まると水蒸気でガラスが曇って、ベッドの部屋からお風呂の中は見えなくなるというしくみだったので、いらない心配をしてしまいました。私はこの設計に、他の何よりもいたく感動しました。
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